H23吉川須賀地区築堤工事

工事名 H23吉川須賀地区築堤工事
施工場所 埼玉県吉川市須賀地先
発注者 国土交通省 江戸川河川事務所
工事概要 吉川市須加地区における中川右岸約1.4km間の弱小堤防を改修し、天端道路と周辺道路を整備しました。 築堤・道路盛土 22,800m3、植生工 6,100m2、堤脚水路 496m、舗装工 8,500m2、締切鋼矢板 1式、構造物撤去工 1式

≪2月末の現場状況≫
【張り芝】
計画交通量を考慮し、堤防天端道路の路床を所定の強度が得られるように石灰にて改良します。
【締切矢板工】
地中に存在する不純物を封じ込めるための鋼矢板打込み状況です。
打込みには現場内での移動が容易なクローラクレーンと、バイブロハンマを用いました。
≪1月末の現場状況≫
【張り芝】
集中豪雨等により河川が増水し、堤防が浸食される事を防止するため、完成した堤防盛土の法面に植生(張芝)を行います。
【締切矢板工】
地中に存在する不純物を封じ込めるため、鋼矢板を打ち込みます。
写真は鋼矢板施工箇所の布掘りが完了した状態です。
≪12月末の現場状況≫
【堤脚道路】
横断道路や既設電柱が支障となり、今回工事では完成形には至りません。写真から堤防の中に電柱が残っている事がわかります。
【排水構造物工】
新設の道路よりも民地が低く、段差ができるため、擁壁の役割も果たす側溝『土留付き自由勾配側溝』を施工しております。
≪11月末の現場状況≫
【盛土工】
引き続き堤脚水路→盛土→天端舗装と純を追って工事を進めております。
写真は、旧堤防と新堤防をつなぐ横堤の盛土を行っているところです。
≪10月末の現場状況≫
【自由勾配側溝布設】
引き続き堤防下の道路に自由勾配側溝を設置しております。
【盛土工】
引き続き盛土を進めながら、追いかけて天端舗装工の施工を行います。
≪9月末の現場状況≫
【自由勾配側溝布設】
引き続き堤防下の道路に自由勾配側溝を設置しております。
掘削深が約2.5mと深いため、側溝の施工前に両脇に土留めの矢板を施工しております。
【盛土工】
新設堤防の盛土が完了し、法面整形を行っております。整形が完了したら、堤防天端にも舗装道路を施工します。
【天端道路】
盛土に引き続き、天端道路部の掘削が完了しました。この後、路盤工とアスファルト舗装の施工に移ります。
≪8月末の現場状況≫
【自由勾配側溝布設】
引き続き堤防下の道路に幅90㎝の自由勾配側溝を設置しております。
【盛土工】
旧堤防の外側に新規に堤防を設置します。盛土完了後、天端に舗装道路を施工します。
【樹木伐採工】
現場内に生い茂った樹木を伐採し、再生材として利用するため再資源化処理施設まで運搬します。
≪7月末の現場状況≫
【自由勾配側溝布設】
堤防下の道路に幅90㎝、深さ2mと非常に大きな自由勾配側溝を設置しております。
【仮置土(盛土材料)の表土剥ぎ】
今回の築堤に使用する盛土材の一部は現場内に仮置きされているため、使用前に表面に生い茂った草をバックホウにて除去します。
【構造物撤去工】
引き続きコンクリート殻の破砕作業を行っております。
≪6月末の現場状況≫
【立入禁止柵設置】
第三者の立入禁止対策として現場外周に仮囲いを設置しております。
施工延長が1.2kmと長いため、民家が近接している箇所は高さ2mの防塵ネットを設置し、それ以外の箇所は高さ1.2mのネットを設置します。
【構造物撤去工】
他工事にて発生したコンクリート殻を現場内で破砕し、再生砕石として再利用します。まず一次破砕としてバックホウ(ニブラ)にて鉄筋等の不純物を取り除きながら30cm程度に小割します。その後、二次破砕としてガラパゴス(自走式破砕機)を用いて4cm以下になるよう破砕していきます。
≪5月末の現場状況≫
事前調査、土質調査等の結果を基に準備を進めており、6月下旬より施工開始予定です。
≪3月末の現場状況≫
地質調査が終わり、ゴールデンウィーク明けより施工を始める予定です。
≪2月末の現場状況≫
11月に工期が始まりましたが、現在も本体工事の着工には至っておりません。新設する堤防の地下に支障物が埋設されている可能性があるため、調査を実施し、現在はその結果待ちです。
この工事では、写真中央に見える施工途中の新設堤防の上段に盛土を施工して完成形とし、その天端と堤防背面に道路を新設します。